Riru(@Rirutrip)です。
今回は、日本郵船氷川丸の「操舵室」をご紹介します。
操舵室は船の総司令室。運転士が24時間体制で船の安全航行を見守る場所です。
「舵周辺と神棚」
写真の上部に神棚があります。氷川丸はさいたま市大宮区の氷川神社にちなんで名付けられました。船の安全を願って操舵室には神棚が祀られています。かつては船長・機関長は氷川丸で横浜に入港すると氷川神社に参拝して航海の安全祈願をしたそうです。
「伝声管」
操舵室から命令を伝達するための伝声管。
船打質からは、船長室、機関室、無線室に通じるパイプがあります。こちらのは船長執務室と会話ができます。
「水密扉閉鎖器」
船内で浸水や火災が起きた時、被害を最小限にとどめるため、船の中はいくつもの鉄の壁(水密横隔壁)で区切られています。この水密扉閉鎖器は、水密横隔壁についた水密扉を遠隔操作する装置です。
「風向・風速計」
低気圧や台風などによる悪天候時には慎重に測っているそうです。
この位置に立つと操舵手気分になれるね。
天気が曇りだったので、視界が白いです。快晴だったら青々とした空と海が見えるのかな。
■「日本郵船氷川丸」の中をのんびりお散歩関連記事
・その1「一等児童室・一等食堂」
・その2「一等読書室、氷川神社の紋章、船内郵便局」
・その3「一等喫煙室」
・その4「一等客室」
・その5「操舵室周辺 船の上からの景色」
・その6「操舵室」(⇒ 今この記事です)
・その7「モールス信号発信機・無線室」
・その8「船長室」
・その9「機関室」
・その10「三等客室とロッカー」