Riru(@Rirutrip)です。
今回は、「日本郵船氷川丸」をご紹介します。昭和5年(1930)年に竣工した豪華客船。海に浮かぶ最高ホテルと言われていました。当時主要航路であったシアトル航路に就航。さらに戦時中は病院船。終戦後は、復員船・引揚船として活躍し多くの人々の命を助けました。戦争が終わったあとは豪華客船に戻り活躍し引退。戦前の大型貨客船としては世界で唯一現存する貴重な船です。
そしてなんと、日本郵船氷川丸は2016年に重要文化財の指定を受けることが決定されたそうです。おめでとうございます!!!!
入館料は大人300円。チケットに氷川丸生誕85周年って記載されている。
「客室の案内Bデッキ」
船の客室は、“右舷が奇数番号(odd number)・左舷が偶数番号(even number)”。番号が小さいほど船首側になります。
「一等児童室」
一等船客専用の遊戯室。ここには“スチュワーデス”と呼ばれる子供の世話をする女性乗務員がいて託児も行っていました。子供を預けて大人はゆっくりディナーを楽しむことができました。
「一等児童室のお馬さん」
目がちょっと怖い。凄く高価そうなお馬さん。
「一等食堂」
一等船客専用のダイニングサロン。豪華な食事風景を再現しています。
「窓際の席」
こちらは、テーブルのままの状態。
当時はお花を眺めたり、窓の外を見たり。ぼんやり過ごす贅沢な時間を過ごせたのかな。そんな感じをイメージして席に座っている目線で写真を撮ってみたよ。
「照明」
貝殻みたいな形の照明。ちゃんと装飾が入っている。
「時計」
ぽこぽこした感じの装飾が可愛い。歯車のような振り子のような不思議なデザイン。
■「日本郵船氷川丸」の中をのんびりお散歩関連記事
・その1「一等児童室・一等食堂」(⇒ 今この記事です)
・その2「一等読書室、氷川神社の紋章、船内郵便局」
・その3「一等喫煙室」
・その4「一等客室」
・その5「操舵室周辺 船の上からの景色」
・その6「操舵室」
・その7「モールス信号発信機・無線室」
・その8「船長室」
・その9「機関室」
・その10「三等客室とロッカー」