横浜

重要文化財・史跡「神奈川県立歴史博物館」へ行ってきた。その3「外観とおすすめ写真ポイント」

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神奈川県立歴史博物館

Riruです。
今回は、神奈川県立歴史博物館(旧横浜正金銀行本店)の外観をご紹介。
補強煉瓦造・石造、地上3階・地下1階建てのネオバロック調の建物です。

神奈川県立歴史博物館3-2「馬車道玄関2階窓の装飾」
馬車道玄関2階の窓にご注目。他の2階の窓枠と違うので比べてみてほしい。
渦巻き状のイオニア式の柱頭飾りを持つ角柱4本。その上部には、櫛形ペディメントがあります。

神奈川県立歴史博物館4-1「2階窓の装飾」
他の2階窓の装飾はこちら。
シンプルな角柱の上部に、三角ペディメントがあります。あとは、各階ごとに窓枠が違うのでそれも見所。

ちなみに、ペディメントとは、
ペディメント(pediment)とは西洋建築における切妻屋根の、妻側屋根下部と水平材に囲まれた三角形の部分である。日本建築の「破風(はふ)」に該当する。

⇒ ウィキペディア より引用。

神奈川県立歴史博物館3-3「三角ペディメント」
2階窓の上には、「三角ペディメント(三角破風)」が置かれています。この三角ペディメントは複雑な彫刻が施されいます。

神奈川県立歴史博物館3-6「大オーダーと柱頭飾り」
1階から3階部分までを貫く柱。複数の階を貫く柱を「大オーダー」と呼びます。
大オーダーの柱頭には、コリント式の飾りがあしらわれている。コリント式とは、アカンサス(地中海オオアザミ)という植物の葉とツルをあらわした装飾のことです。

神奈川県立歴史博物館3-5

「ドーム・ドルフィンの装飾」
丸窓にはドルフィンの装飾。シャチホコに似てると思ったらドルフィンだったなんて驚いた。
建築装飾に用いられるドルフィンは、実際のかたちとは似ても似つかない姿で表現されることが一般的だそうです。

神奈川県立歴史博物館3-4「ドームと尖塔飾り」
パッと目を惹く八角形のドーム。
創建当初のドームは関東大震災で焼失しているため現在のドームは復元されたものです。

神奈川県立歴史博物館3-1「紋章」
中心部には横浜正金銀行の紋章。
正面玄関上、弁天通、南仲通に面した昇降口上部に置かれています。

神奈川県立歴史博物館4-2「昇降口」
個人的に昇降口がお気に入り。この部分の扉・紋章・階段・石段が素敵なんですが、なにより記念写真を撮るのにちょうどいい場所です。背景に他人が写りこまないのがポイント。簡単に雰囲気が良い写真が撮れるのでおすすめ♪

■重要文化財・史跡「神奈川県立歴史博物館」関連記事
その1「ミュージアムライブラリーとステンドグラス。そしてドアノブ」
その2「喫茶店ともしびとお土産」
・その3「外観とおすすめ写真ポイント」(⇒今この記事です)

■施設詳細
・神奈川県立歴史博物館
⇒ 公式HP

■所在地・アクセス
・住所
〒231-0006
神奈川県横浜市中区南仲通5-60

・TEL
045-201-0926

・FAX
045-201-7364

■観覧料
・常設展
大人300円
20歳未満・学生200円
高校生・65歳以上100円
中学生以下・障がい者手帳をお持ちの方無料。

・コレクション展
無料

・特別展
別料金

■開館時間
9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで)

■休館日
毎週月曜日(祝日の場合は開館)
資料整理休館日
年末年始

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