Riru(@Rirutrip)です。
今回は、日本郵船氷川丸の心臓部「機関室」をご紹介します。
4層のフロアで構成されていて、順路は最下部まで降りてまた上がってくる流れとなります。ここのエンジンは、デンマークのB&W社で製造されたダブルアクティング・ディーゼルエンジンです。
ズラッと並んで圧巻。
「エンジンテレグラフ」
操舵室からの指令を機関室に確実に伝えるための装置。操舵室にも同じものが設置されています。速度や前進後退停止などの指令を受けると、復唱を操舵室に返すことになっていたそう。
「操作ハンドル」
大きなエンジンがこのハンドルを操作するだけで動いたとのこと。
「電話室」
機関室内はエンジンが大音量で響いているので、操舵室との連絡はこの電話ボックスの中でしました。
「機関室最下部」
ここから約4.1m下が船底。こんな下まで来てみたけど揺れを感じないもんだな~。大きい船はあまり揺れないのかな。
■「日本郵船氷川丸」の中をのんびりお散歩関連記事
・その1「一等児童室・一等食堂」
・その2「一等読書室、氷川神社の紋章、船内郵便局」
・その3「一等喫煙室」
・その4「一等客室」
・その5「操舵室周辺 船の上からの景色」
・その6「操舵室」
・その7「モールス信号発信機・無線室」
・その8「船長室」
・その9「機関室」(⇒ 今この記事)
・その10「三等客室とロッカー」